東浦和駅徒歩2分。THE BARBER EROICA 東浦和店

意外にも身近に潜む、円形脱毛症

いつもカットサロンGINZAをご利用いただきありがとうございますm(_ _)m

さて本日は以前も投稿させていただいた、「AGA」に引き続き、円形脱毛症について書きたいと思います。

円形脱毛症その主な原因は、ストレスとも言われますが、ハッキリとはいいきれません。

円形にも種類が多々あり、原因も免疫性疾患やアトピー体質も大きく関係しています。

脱毛症を発症すると、その部分は完全に毛が脱落した状態となり、

毛穴の中にある毛包（毛根を包む袋状の組織）が縮小した「休止状態」になっています。

その原因は、成長期の毛包がリンパ球の攻撃を受けて壊されてしまうからだと言われていますが、

なぜリンパ球が自分の毛包を攻撃するのかということについては、

まだはっきりとは分かっていません。考えられるいくつかの原因の中では「自己免疫疾患ではないか」との説が有力です。

円形脱毛症は、人口の1～2%程度に発症すると言われており、

人種、性別、年齢に関わりなく発症するものです。

加齢による脱毛や男性特有の軟毛化とは違い、比較的若い世代にも多く見られる症状で、15歳以下が全体の4分の1を占めると言われています｡

通常型の円形脱毛症の中で、円形の脱毛斑が単発でできるものを「単発型」と言います。

脱毛斑の大きさは直径２～３㎝、500円玉程度のものが多いようです。

頭髪だけではなく、眉毛や髭、すね毛などに見られることもあります。

円形脱毛症の中で最も多いのがこのタイプで、軽度なものであれば特に治療をしなくても自然治癒するケースもあり、

約80%の人は発症から1年以内に完治したという調査結果もあります。

通常型の円形脱毛症でも、脱毛斑が2箇所以上の複数に及ぶ場合を「多発型」と言います。

単発型を何度も繰り返し、頭のあちこちに脱毛斑ができます。

一旦治っても再発することがあり、脱毛状態が3年以上続く場合には治癒の可能性が低くなってしまいます。

さらに症状が悪化していくと、複数の脱毛斑が結合して大きくなり、

やがて頭髪がほとんど抜け落ちてしまうことになります。

アメリカの調査では、このタイプの患者の34％～50％は1年以内に毛髪が回復するものの、15％～25%の患者は次のステージへと移行してしまい、

その場合治癒率は10%程度にまで下がってしまいます。

ざっとした紹介にはなりましたが、けっこう身近な症状なので、覚えておいて損はないと思います！